アルマダ ~Almada~
テージョ川をはさんでリスボンの南対岸に位置するアルマダ。魚介類のレストランが並ぶカシーリャスへのショートトリップがお勧めです。
カイス・ド・ソドレ Terminal Fluvial do Cais do Sodré
テージョ川の対岸に渡るフェリー乗り場があるカイス・ド・ソドレ。本来ならバイロ・アルトのページに入れるべきですが、カシーリャスへの起点であり(建前)、こっちのページの内容が乏しい(本音)ということでこちらに載せました。

テージョ川を渡るフェリーターミナルの最寄りは、国鉄およびメトロのカイス・ド・ソドレ駅です。リベイラ市場への最寄り駅にもなっているので、利用価値は大です。

駅からフェリー乗り場(チケット売り場)までは案内の看板も出ていたので、方向音痴な自分でも迷わずに着けました。

オープンスタイルな飲食店なども出ているので、天気の良い日に川沿いを散歩しているだけでも楽しそうです。

川沿いで演奏していた人たち。お金が貰えていなくても楽しそうです。

テージョ川の対岸へ渡るフェリー。地元の人は普通に通勤などの交通手段として使っているようです。

カイス・ド・ソドレから対岸のカシーリャスまで約10分。船のデッキには出られなかったので、海風ならぬ川風を感じることはできませんでした。
カシーリャス Cacilhas
リスボンからアルマダへの水の玄関口であるカシーリャス。メーデーで行くところがほとんどなく、なんとなく暇つぶしに行ったのですが、天気の良さもあって思いのほか満足できました。

カシーリャスまで乗ってきたフェリー。基本的にフェリーのカラーリングはオレンジ・白・黒の三色のようです。

リスボンから全然近いのに、ずいぶんと雰囲気が異なります。ちょっとしたリゾートっぽさがあります。

帆船のオブジェ。くつろいでいるおじさんが気持ち良さそうです。

船着き場からすぐの位置にある、歩行者天国の R.Cândido dos Reis。飲食店が立ち並ぶにぎやかな通りです。

同じく R.Cândido dos Reis。建物が色鮮やかで、とても明るい雰囲気です。

売られている果物も色鮮やかで美味しそうです。

水色の外壁が美しい教会 Igreja de Nossa Senhora do Bom Sucesso。内部の見学はできませんでした。

ポルトガル海軍で使われていたフリゲート艦の Dom Fernando II e Glória。博物館になっていて、内部の見学もできるようです。

カシーリャスの泉のレプリカ(Réplica do chafariz de Cacilhas)。本物の泉は1874年に作られ、70年以上に渡って飲料水などを提供していたそうです。

テージョ川対岸のリスボン旧市街を見たところ。オレンジ色の屋根が並んで美しいです。

さらにリスボンのアップ。サンタ・エングラシア教会やサン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会と修道院、コメルシオ広場などが見えます。

メトロのカシーリャス駅。ここから南と西へ二路線が走っています。

もはやポルトガル名物の落書き。川沿いの通りの建物の一面に描かれていました。

青空に生える赤い灯台(Farol de Cacilhas)。高さ15メートルだそうです。

釣りをするおじさん。この天気の下で釣り糸を垂れていたら、釣れてなくても気分良さそうです。
Estrela do Sul
カシーリャスへ来たら海鮮を食べねば!ということで、フェリー乗り場からすぐ近くの Estrela do Sul。頑張って客引きしていたのでここにしました。

店内にも席はありましたが、とても良い天気だったのでテラス席で食べることにしました。

後で店の評価を見たら、結構な低得点。接客で待たされたという意見が多かったです。確かに思い当たる節もあります…。

エビ・カニの盛り合わせ。カニのハサミは硬いのでハンマーで割って食べます。美味しかったですが一人前には多過ぎて、後半は飽きてきました。

焼いている魚介。とにかく焼ける匂いがたまりません。

ポルトガルと言えばイワシの塩焼き。ここでは食べませんでしたが。
4月25日橋 Ponte 25 de Abril
1966年に開通した全長2277メートルの吊り橋、4月25日橋。元々は建造した独裁者の名にちなんでサラザール橋と呼ばれていましたが、1974年4月25日のカーネーション革命によって新政府が誕生したことを記念して改名されました。

カシーリャスから見た4月25日橋。リスボンとテージョ川対岸のアルマダを結んでいます。

舟の上から見た4月25日橋。4月25日橋はヨーロッパで最も美しい橋に選ばれたこともあります。

4月25日橋の上から見た景色。バスで通りましたが橋は二段構造になっており、上段は車、下段は列車が通ります。
クリスト・レイ Santuário Nacional de Cristo Rei
テージョ川の南岸に対岸のリスボンの町を見下ろすように立つクリスト・レイ。ブラジルのリオ・デジャネイロにあるキリスト像を模して、1959年に作られたものです。

ベレンから見たクリスト・レイ。その高さは28メートル、台座を合わせて110メートルもあります。

カシーリャスから見たクリスト・レイ。クリスト・レイは展望台になっていて、台座の中に通っているエレベーターで、キリストの足元まで上れるそうです。

クリスト・レイと4月25日橋。クリスト・レイがいかに巨大な建造物かが良くわかります。