ムーレイ・イドリスで強引ガイドの兄ちゃんにボラれる|二度と行きたくない国・モロッコ

ムーレイ・イドリスで強引ガイドの兄ちゃんにボラれる|二度と行きたくない国・モロッコ

ヴォルビリス遺跡 Site archéologique de Volubilis

ヴォルビリスはかつてローマの属州として栄えた都市で、町の名前はこの辺り一面に咲く夾竹桃の花から付けられたそうです。リスボン大地震で大部分が崩壊し、廃墟となってしまったそうです。その後フランスの調査団により発掘され『ヴォルビリスの考古遺跡』として世界遺産に登録されています。ヴォルビリス遺跡にはメクネスからグランタクシーのチャーターで行きました。入口辺りで「ガイドいらない?」と話しかけられた程度なので、特にイヤな思いはしていないです。

南東門 Porte Sud

ヴォルビリス遺跡の入場口の南東門 南東門近くのトイレ

ヴォルビリス遺跡の入場口の南東門。ここから入って、チケットを買って見学、という流れになります。トイレは多分ここにしか無かったです。遺跡見学の推奨ルートはどうやら反時計回りなのですが、自分はよくわかっていなかったので、逆ルートで回りました。だからといって困ったこともありませんでしたが。

オリーブ圧搾工房 Moulin à olives à Volubilis

オリーブ圧搾工房

遺跡の南側にはオリーブの圧搾工房がありました。この辺りがオリーブの交易で栄えていたことがよくわかります。遺跡全体では全部で35ヵ所の製油所が見つかっているそうです。

オルフェウスの家 Maison d'Orphée

オルフェウスが奏でる竪琴の音に動物たちが集まっている様子が描かれています 吟遊詩人オルフェウスの名を冠するオルフェウスの家

ギリシア神話の吟遊詩人オルフェウスの名を冠するオルフェウスの家。家の客間の遠景のモザイクには、中央にいるオルフェウスが奏でる竪琴の音に、動物たちが集まってきている様子が描かれているそうです。

ガリエヌス帝の浴場 Thermes de Gallien

ガリエヌス帝の浴場

ガリエヌス帝の浴場は湯船に浸かるタイプではなく、いわゆるサウナです。床の下が空洞になっていて、そこにお湯を流して温めていたそうです。温度の違いによる3種類のサウナを用意していたと言うから驚きです。

キャピトル Capitole

ギリシア神話の主神ゼウスが祀られているキャピトル 円柱のてっぺんにはコウノトリの巣

ギリシア神話の主神ゼウスが祀られているキャピトル。円柱が並んでいますが、リスボン大地震で倒壊してしまったため、その後修復されたものだそうです。円柱のてっぺんにはラバトのシェラと同様にコウノトリの巣が造られていました。

フォーラムとバシリカ礼拝堂 Forum et Basilique

フォーラムとバシリカ礼拝堂 フォーラムとバシリカ礼拝堂

市民の社交場のフォーラム。街の真ん中に造られるのが常だったようです。バシリカはローマ時代には裁判や公的な会議などが行われた場所で、キリスト教が普及してくると礼拝堂として使われたそうです。大きくて、遺跡の中でもひときわ目立つ建造物です。

デザルターの家 Maison au Desultor

デザルターの家 デザルターの家

デサルターとは、二頭以上の馬の上を飛び移りながら一緒に走らせる技術を持った人のことだそうで、何かの映画で見たことがあるような気もします。そのデサルターの様子が描かれたモザイク画がある家です。

カラカラ帝の凱旋門 Arc de Caracalla

カラカラ帝の凱旋門 カラカラ帝の凱旋門に彫られたローマ時代の碑文

ヴォルビリス遺跡の西の門でもあるカラカラ帝の凱旋門。カラカラ帝がローマの属州の民に『アントニヌス勅令』という勅令を出して、ヴォルビリスの民の属州民税が無くなったことを感謝して造られたそうです。門の上部にはローマ時代の碑文が彫られています。遠くからでも目立つ、ひときわ立派な門です。

ギリシア青年の家 Maison à l'Éphèbe

ギリシア青年の家 ギリシア青年の家

青年のブロンズ像がここから発掘されたことから、ギリシア青年の家と名付けられた家。その像は今はラバトの考古学博物館にあるそうです。非常に広々としていて、バッカスをモチーフにしたモザイク画が見どころです。

列柱の邸 Maisons aux colonnes

列柱の邸 列柱の邸

円形に柱が並んでいる列柱の邸。祭りのために使われた一番大きな建物は1700平方メートルもあるそうです。

騎士の家 Maison au Cavalier

騎士の家 バッカスが眠っているアリアドネを海岸で発見したギリシア神話の一幕

六角形の中に描かれたモザイクが色鮮やかに残っている騎士の家。バッカスが眠っているアリアドネを海岸で発見したという、ギリシア神話の一幕が描かれているそうです。

ヘラクレス功業の家 Maison aux Travaux d'Hercule

ヘラクレス功業の家 メダリオンの中に各功業が記されています

ヘラクレスの12個の功業を描いたヘラクレス功業の家。メダリオン(médaillons)という楕円形の枠の中に、各功業が記されています。

ディオニュソスと四季の家 Maison de Bacchus et des Quatre Saisons

ディオニュソスと四季の家 円い枠の中に描かれた顔は四季を擬人化したもの

ディオニソスと四季の家にはディオニソスとニンフのモザイク画がありました。円い枠の中に描かれた顔は、四季を擬人化したものだそうです。

デクマヌス・マクシムス通り Le Decumanus maximus

タンジェ門まで続いているデクマヌス・マクシムス通り

タンジェ門(Porte de Tingis)まで続いているメインストリートのデクマヌス・マクシムス通り。かつてはこの下に下水道も通っていたそうです。

ヴィーナスの家 Maison de Vénus

ヴィーナスの家 ダイアナが水浴しているところをアクタエオンに見られてしまうという逸話

ヴィーナスの家には、狩猟の女神ダイアナ(アルテミス)がニンフと水浴しているところを、人間の狩人のアクタエオンに見られてしまうという逸話が描かれたモザイク画があります。

海の精の邸 Maison des Néréides

海の精の邸

たぶん海の精が描かれている海の精の邸。

その他

ヴォルビリス遺跡での発掘作業は今でも続いています

ヴォルビリス遺跡での発掘作業は今でも続いていて、出土品はラバトの考古学博物館に保管されているそうです。

小さくて可愛らしい花もあちこちに咲いていました 小さくて可愛らしい花もあちこちに咲いていました

小さくて可愛らしい花もあちこちに咲いていました。

なんか格好良い大きな木

なんか格好良い大きな木。木の枝が全然見えないくらい、葉がびっしりです。

草むらにいたトカゲ

ヴォルビリス遺跡にネコはいませんでしたが、トカゲの仲間がいました。

ムーレイ・イドリス Moulay Idoriss

ムーレイ・イドリスは、イスラム王朝イドリスを立てたイドリス1世が埋葬されている場所で、モロッコのイスラム教徒たちにとっては聖域です。多くの巡礼者がモロッコ中から訪れます。ムーレイ・イドリスにはヴォルビリス遺跡の次にグランタクシーで行きました。ここでは『眺めの良いところまで案内してやるよ』と行ってきた兄ちゃんに高額チップをせがまれ、周囲に人気も無くて身の危険を感じたので、しぶしぶ払いました。思い出しただけでホントに腹が立ちます。

ザヴィア・ムーレイ・イドリス廟 Zaouia de Moulay Idriss

アル・ジャディーダ駅 アル・ジャディーダ駅

街の中心にあるザヴィア・ムーレイ・イドリス廟。ムーレイ・イドリス1世の墓です。もちろん非イスラム教徒は入ることができません。街の西側の丘の上から見下ろすと、霊廟のピラミッド型をした緑色の屋根が目立っていました。フェズにも同名の廟がありますが、そちらはムーレイ・イドリス2世の墓です。

センティッシ・モスク Mosquée Sentissi

緑色が鮮やかなセンティッシ・モスクのミナレット 円筒形をしたセンティッシモスクのミナレット

周囲にコーランがビッシリと書き込まれた、緑色が鮮やかなセンティッシ・モスクのミナレット。モロッコではこのような円筒形をしたミナレットは他には無いそうです。

その他

イドリス1世広場 イドリス1世広場

イドリス1世広場の周りにはお店がいっぱいでした。この辺りまではバスやグランタクシーは入って来られないので、車を気にせず安心して散策できます。

町はのんびりとした印象でした 町はのんびりとした印象でした

町はのんびりとした印象でした。観光客もほとんどいなかったように思えます。ムーレイ・イドリスの町が山の斜面に張り付いた感じに広がっているのがわかります。