メクネスののんびりとした雰囲気は好き|二度と行きたくない国・モロッコ

メクネスののんびりとした雰囲気は好き|二度と行きたくない国・モロッコ

メクネス Meknès

17~18世紀アラウィー朝のムーレイ・イスマイル王の時代に豪華な王国を築こうとして、スクラップ&ビルドで多くのモスクや城門が造られた町がメクネスです。王都としての繁栄はわずか半世紀ほどで終わってしまったそうですが…。今では『古都メクネス』として世界遺産に登録されています。ムーレイ・イドリスでイヤな目にあったダメージを引きずっての観光でしたが、この町ののんびりとした雰囲気は好きです。

アミール・アブデルカデル駅 Gare el Amir Abdelkader

アミール・アブデルカデル駅 アミール・アブデルカデル駅

フェズとの往復は列車を利用しました。メクネスのメディナに近い駅はアミール・アブデルカデル駅になります。いわゆる観光地まではざっくり2キロメートルくらいでしょうか。バスの乗り場とかよくわからなかったので、メディナまでは歩きました。

メクネス民営バス乗り場

メクネス民営バス乗り場 グランタクシーはバス乗り場の周辺にたくさんいました

メクネス観光をする前に、まずヴォルビリス遺跡&ムーレイ・イドリスに行こうということで、民営バス乗り場に行きました。しかし「バス無いよ」と言われてしまったので、仕方なくグランタクシーをチャーターするハメになりました。グランタクシーはバス乗り場の周辺にたくさんいたので、つかまえるのは簡単でした。チャーター料は350ディルハムでした。

マンスール門 Bab el Mansour

メクネスを象徴する建造物のマンスール門 北アフリカで最も美しい門と言われています

『北アフリカで最も美しい門』と言われるほど華麗な、メクネスを象徴する建造物のマンスール門です。馬蹄形のアーチを緑色のモザイクと網目のような装飾で彩っています。1732年の完成以来、一度も改修されたことがない丈夫な門です。日陰でちょっと休憩するのにも丁度良かったです。

エディム広場 Place el hedim

マンスール門の前に広がるエディム広場 雑貨屋や果物屋が周囲に店を並べています 雑貨屋や果物屋が周囲に店を並べています 夕方近くになったら蛇使いのおじさんも現れました

マンスール門の前に広がるエディム広場。ここの北側にはスークが広がっています。雑貨屋や果物屋が周囲に店を並べていて、夕方近くになったら蛇使いのおじさんも現れました。夜遅くまでいて、どんな感じになるのか見てみたかったです。

旧ユダヤ人街 Vieux Mellah

エディム広場の西に位置する旧ユダヤ人街 エディム広場の西に位置する旧ユダヤ人街

エディム広場の西に位置する旧ユダヤ人街。衣類を売っている店が多く、結構な人出でした。

ブー・イナニア・マドラサ Medersa Bou Inania

ブー・イナニア・マドラサ 淡い色の壁の精密な細工が美しい建物です 床を彩る緑色や茶色のモザイクタイル

メディナの中には14世紀に建てられたイスラムの神学校であるブー・イナニア・マドラサがあります。有料ですが、非イスラム教徒でも入場可能です。床を彩る緑色や茶色のモザイクタイルや、淡い色の壁の精密な細工が美しい建物です。同名のマドラサがフェズにもあります

身体を清めたという大理石の水盤

マドラサの中庭にある、授業やお祈りの前に身体を清めたという大理石の水盤。

建物の二階は神学生の部屋になっています 屋上に出ることもできます

建物の二階は神学生の部屋になっています。屋上に出ることもできます。高さは無いので絶景とは言えませんが、それなりの眺めが楽しめます。

日本語でモスクの名前が書かれていました

入口の看板には、なぜか日本語でモスクの名前が書かれていました。日本人が書いたとしたら恥ずかしい限りですが、モロッコ人が書いたのなら結構上手です。

グラン・モスク Grande Mosquée

メクネス最大のグラン・モスクのミナレット ブー・イナニア・マドラサの屋上からよく見えます

スークの真ん中にある、メクネス最大のモスクであるグラン・モスクのミナレット。ブー・イナニア・マドラサの屋上からよく見えます。緑色の部分の面積が大きいので、モロッコの他の場所で見たミナレットとはだいぶ印象が違って、近代的な感じに思えました。非イスラム教徒は入れません。

クベット・エル・キャティン Koubbet el Khiyatin

クベット・エル・キャティン 外国大使たちとの接見などに使っていたそうです

マンスール門の南にある広場の隅っこにクベット・エル・キャティンという場所があります。かつてムーレイ・イスマイルが外国の大使たちとの接見などに使っていたそうです。

カラの地下牢 Prison Kara

フォーラムとバシリカ礼拝堂 フォーラムとバシリカ礼拝堂

クベット・エル・キャティンの北にある小さな階段を降りていくと、カラの地下牢があります。キリスト教徒の弾圧のために造られた地下牢で、4万人もの囚人を収容できたほどの巨大牢獄です。当時は真っ暗だったそうですが、今は明かりがあるので、ちょっとしたワインセラーっぽい感じでした。

ムーレイ・イスマイル廟 Mausolée de Moulay Ismaïl

ムーレイ・イスマイル廟 ムーレイ・イスマイルの遺体が安置されています

クベット・エル・キャティンから更に東に行くと、左手にムーレイ・イスマイル廟があります。その名の通りムーレイ・イスマイルの遺体が安置されている場所で、ここはイスラム教徒以外も入場できます。しかも無料なので、マンスール門と並ぶ人気スポットです。

広々とした中庭 中央に水盤があります

太陽の光が燦々と降り注ぐ、広々とした中庭。中央に水盤があります。

中央に大理石の水盤が置かれているパティオ 壁・床・天井と繊細なモザイクタイルが施されています 柱の白色も美しいです

中央に大理石の水盤が置かれた部屋。壁・床・天井と繊細なモザイクタイルが施されており、また柱の白色も美しいです。ムーレイ・イスマイル廟はイスラム建築最高傑作の一つに数えられているそうです。

ムーレイ・イスマイルが眠る部屋

ムーレイ・イスマイルが眠る部屋。壁の漆喰彫刻の細かさは、とても手作業で作ったとは思えないほどです。赤い絨毯との対比もキレイです。

風の道 Rue Rif

リフ門をくぐった先の直線道路は風の道と呼ばれています 南側の壁の向こう側は王宮です

ムーレイ・イスマイル廟のさらに東にあるリフ門(Bab el Rif)をくぐった先の直線道路は、風の道と呼ばれています。両サイドを高い壁で挟まれたこの道は、名前の通り強風が吹き抜けていくそうです。南側の壁の向こう側は王宮です。

その他

ジャメイ博物館

エディム広場北側に面しているジャメイ博物館(Musée Dar Eljamîi)。元は19世紀末に建てられた王宮だそうです。

ケミス門

車もバンバン通るケミス門(Bab El Khemis)。マンスール門ほどでは無いにせよ、美しい装飾が施されています。

エディム広場に待機している馬車 馬車は王都の見どころを巡ってくれます

エディム広場に待機している馬車。王都の見どころを巡ってくれるそうです。

旧ユダヤ人街にいたネコ

旧ユダヤ人街にいたネコ。