2012年4月30日~5月7日
『世界の七不思議』と呼ばれるもののうち、二つがエジプトに存在していたものです。一つは『ギザの大ピラミッド』(これは現存してますが)、もう一つは『ファロス島の大灯台』です。
なお、七不思議というのは誤訳で、本当は『世界の七大超素晴らしいもの』といった意味だそうです。
カーイトゥベーイの要塞は地中海に突き出た半島の先端にあります。内部は軍事博物館になっているそうです(今回は入りませんでした)。ちなみにカーイトゥベーイとは建築家の名前です。
特筆すべきはこの場所に元々存在したもので、ここには世界の七不思議の一つの『ファロス島の大灯台』がありました。134メートルの高さを持つこの灯台の光は56キロメートル離れたところからも見ることができたと言われています。しかし14世紀の大地震で倒壊してしまいました。七不思議の中ではピラミッドに次いで長命でした。
コレで終わってしまうのもなんなので、海沿いの観光地を二つほど紹介します。
まずはアレキサンドリア図書館です。中には入っておらず、車窓からの写真ですが…。アレキサンドリア図書館は世界中の文献を蔵書しよう!という壮大な目的のために作られたそうで、ヘレニズム時代には世界最大の図書館として名を馳せていました。
残念ながら建物は崩壊してしまい、現在建っているものは復元です。
海岸通りを東西に結ぶ橋のスタンレー・ブリッジ。東西それぞれに二本ずつの塔が建てられています。交通渋滞の緩和と観光施設の開発のために作られ、その甲斐もあってか周囲は人気のオシャレスポットになっているそうです。
スポンサーリンク