2012年4月30日~5月7日
エジプトを訪れたのがデモやら暴動やらが頻発していた時なので、観光客が非常に少なくなっていました。(おそらく)その影響で、普段ならとても宿泊できないような超高級ホテルに泊まることができました。良いんだか悪いんだか…。
ギザで宿泊したホテル『マリオット・メナ・ハウス』は、この辺りでは最も高級なホテルです。その売りはなんといってもピラミッド・ビューの部屋があること。いつでも好きなだけピラミッドを眺めることができます。
自分たちもピラミッド・ビューの部屋に泊まりましたが、バルコニーの椅子に座っていると、ちょっとした王侯貴族の気分です。
マリオット・メナ・ハウスは元々は宮殿であったものを改装した、1869年創業の由緒あるホテルで、非常に格式高い雰囲気を漂わせています。様々な政治家や有名人も宿泊したことがあるらしく、チャーチル、ルーズベルト、蒋介石によるカイロ会談が行われたのもこのマリオット・メナ・ハウスです。
なお、宿泊時は『メナ・ハウス・オベロイ』というオベロイグループのホテルでした。
高級ホテルなだけあって、部屋も落ち着いた良い雰囲気です。壁に貼ってあるパピルスや、床に敷かれたカーペットも本物でしょう。
なお、ホテルの入口には空港にあるようなセキュリティゲートが設置されていました。テロ対策だそうです。
夜のピラミッド・ビューはこんな感じです。ライトアップされているピラミッドが幻想的で、他では味わえない贅沢です(この写真は木が邪魔ですが)。『音と光のショー』も「あ~、やってるな~。」っていうのがわかる程度は見えます。
とにかく素敵なホテルですが、残念ながら一泊だけでした。
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