エジプト旅行記 カイロ・ギザ・ルクソール・アスワン・アレキサンドリア

エジプト旅行記

2012年4月30日~5月7日

カルナック神殿

カルナック神殿は東西540m、南北600mもの壁で囲まれた、神殿・祠・塔門・中庭・池・その他の建造物からなる複合体神殿です。その中で最も大きいアメン大神殿のみが公開になっているので、一般の認識としてはカルナック神殿=アメン大神殿といったところでしょう。
アメン神は元々はルクソール地方の豊饒神でしたが、太陽神ラーと合体してアメン・ラーとなり、神々の最高位になったそうです…古代エジプト神話は意味がわかりません。

カルナック神殿の第一塔門とスフィンクス

カルナック神殿の第一塔門は幅113m、高さ43mでエジプトでも最大規模です。第一塔門の前には、四十体ものスフィンクスがズラーッと並ぶ参道があります。ここのスフィンクスは人顔ではなくて羊の頭が付いています。羊はアメン神殿の聖獣だそうです。この参道はルクソール神殿まで続いているらしいですが、途中がまだ未発掘です。

パネジェムの像

第二塔門の入り口付近に立っているパネジェムの像。元々はラムセス2世の像だったものを、名前だけ書き換えてしまったらしいです。省エネですがセコいです。

カルナック神殿の大列柱室 輪切りの円柱の石を積み重ねて立てた柱
レリーフの色彩の残る天井

カルナック神殿の最大の見所、大列柱室。ここにはパピルスの茎と花をイメージした百三十四本もの柱があり、その表面はファラオや神々の姿のレリーフ、ヒエログリフ(聖刻文字)、カルトゥーシュ(ファラオの名前)で埋め尽くされています。かつては砂に埋もれていたために、レリーフの色彩が残っている部分もあります。
中央にある十二本が開花型パピルス柱と呼ばれ、他の柱よりも高い21mになっています。その周囲には高さ十五本の未開花型パピルス柱が並んでいます。なお、柱は一本を切り出しているのではなく、輪切りの円柱の石を積み重ねて作ったそうです。

トトメス1世とハトシェプスト女王のオベリスク

カルナック神殿には二本のオベリスクが立っています。一本はトトメス1世のオベリスク、もう一本はその娘ハトシェプスト女王のオベリスクです。前者は19.5m、後者は29.56mです。かつてはオベリスクは金と銀の合金で覆われていたそうですが、今ではむき出しです。

ハトシェプストの折れたオベリスク

ハトシェプストのオベリスクはもう一本ありますが、折れてしまって聖池の近くに置かれています。倒れているおかげで間近でじっくりとレリーフを観察でき、先端にはハトシェプストが描かれています。

巨大スカラベの像

巨大スカラベ、日本語ではフンコロガシの像。古代エジプトではスカラベは再生や復活の象徴です。この像の周囲を三周回ると幸せになり、七周回ると願い事がかなうそうです。大勢の観光客がグルグルしており、自分も三周回りましたが幸せになっている実感は無いです。『太陽の印』を触りながらじゃないとご利益が無いという話もありますが、現在では太陽の印は柵があって触れません…。

聖池

聖池では古代の神官が神聖な儀式を行う前に身を清めたりしたらしいです。

トトメス3世の祝祭殿

トトメス3世の祝祭殿。とても保存状態が良く、天井までもがしっかりと残っています。そのおかげか、レリーフの色も他と比べて鮮やかです。ヒエログリフを最初に解読したという、シャンポリオンさんの実筆サインも残っているそうですが、よくわかりませんでした。
カルナック神殿では『音と光のショー』が夜に催されます。見てませんが…。

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